FSH ホルモンについて 卵胞を刺激する働きがあるので、排卵前の低温期に必要

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不妊治療をする際にとても重要になってくるFSHというホルモンをご存知でしょうか?
これら卵胞刺激ホルモンと呼ばれているもので卵胞の成長に大きく関わる働きをしています。
このFSHホルモンについて詳しく紹介していきます。

○FSHとはどのようなホルモンなのでしょうか?
FSHはFollicle stimulating hormoneの頭文字をとったもので、卵胞刺激ホルモンとも言われています。
その名の通り卵胞を刺激する働きがあるので、排卵前の低温期に必要になってきます。
脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵胞の発育を刺激してくれます。

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FSHの量は血液検査で知ることができます。
卵胞を刺激するホルモンなので数値が高ければ高い方が良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。
FSHの基準値を超えている場合、卵巣の反応が悪く、FSHを大量に生成しないと卵胞が育たないということなので卵巣が老化
しているということになってしまいます。
通常は10以下とされていますが、20近くなると閉経が近くなっていると判断されるようです。
○FSHに関してどのような治療が行われているのでしょうか?
FSHが低い場合、最初はクロミッドなどの身体への負担が少ない排卵誘発剤を服用することでFSHホルモンの生成を促します。
それでもFSHが低い場合は、注射でFSHホルモンを補充します。
注射の方が高刺激な為、複数個の卵胞が育ったり、OHSSを引き起こしてしまう可能性もあります。

逆にFSHが基準値を超えてしまっている場合、カウフマン療法やピルを服用することにより卵巣を休ませる方法をとるようです。
卵巣を休ませている間は妊娠はできないので気持ち的には焦ってしまうかもしれませんが、これがFSHを下げるための近道
とされています。

このFSHというホルモンは不妊治療においてかなり重要視されているようです。
不妊治療をされている方もかなり気になるところだと思いますが、数値を見て一喜一憂せずに長い目で見ていくと良いと思います。


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