高齢出産とは年齢だけで不妊を判断できない 30代でも危うい 

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年齢が高くなることによる不妊はなぜ起こるのか ?
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女性は35歳をすぎると、一般的には「高齢出産」と言われます。日本産婦人科学会の定義では、「高年初産婦」といって、35歳以上で出産する「初産婦」のことを指します。

加齢には個人差がある 年齢だけでは判断できない

もちろん個人差が大きいことですし、35歳から急にリスクが出てくるというわけでもありません。
しかし、確かにこの年代になると子供を望む人にとっては、妊娠する力自体も低下していくという現実があります。
これは、20代の頃と比べると、35歳以上では卵子を育てる働きが安定しなかったり、弱くなっていくためです。
結果、特に著明な不妊の原因がなかったとしても、20代に比べれば授かる確率が約半分になってしまいます。
このことは一般的な感覚としても、認知されてきたことです。でも、だからといって「私はもうアラフォーだから」と諦めてしまうのは早計です。実は、大正時代には現在よりもっと多くの高齢出産があったことをご存知でしょうか。

<<以下引用http://www.news-postseven.com/archives/20130604_191790.html >>
> 1980年代以降、高齢出産が増加傾向にあるのは事実だが、その以前は今より>もはるかに高齢出産が多かったと河合氏はいう。
>「大正14年には、45歳以上の母親から生まれた子供は2万人近くいました。>これは現在の21倍になります」
>さらには50代の母親から生まれた子供も、大正14年には3648人にのぼって>いた。
<<引用以上>>

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妊娠の底力を今日から取り戻そう
高齢出産のリスクやアラフォー世代の不妊ばかりがクローズアップされがちな現代、女性には50代でも妊娠・出産する力があったというのは驚きですよね。実際、世界各国で避妊がなかった時代には、高齢出産は今とは比較にならないほど多かったという報告がなされています。もちろん、妊娠・出産がゴールではなく、その後の育児も含め子供を育てていくことを考えなくてはいけませんので慎重になるべき点はありますが、少なくとも「もう40歳を過ぎてしまったから」といって妊娠・出産を諦めることはない、ということです。

現在と違って、大正時代は生活環境も社会的環境も違いますので、昔の女性の真似をすれば良いとは一概にはいえません。しかし、子供を望まれるのであれば、大正時代の女性の真似できるところは取り入れながら、妊娠を抑制している因子を一つ一つ無くしていくことも現実的な対処法ということになるのではないでしょうか。

その一つに、子宮の「血液循環」が考えられます。昔の女性は多産だったということもあり、子宮の血液循環が良かったと考えられています。そのほか、体を締め付けない衣類、露出の少なさ、食生活なども要因として考えられます。まずは、血液循環を良くする方法を今からひとつでもよいので始めてみてください。

年齢だけで判断するとチャンスを逃しかねない ?
卵子の残りの個数や質には、個人差があることも研究でわかっています。そのため、年齢で区切ることで一般的な傾向はわかっても、あなた自身に言えるかというと必ずしもそうとは言えません。むしろ、年齢だけで判断してしまうと、時間的なロスが不利に働きせっかくのチャンスを逃すことにもなりかねません。

大切なのは、一般論ではなく個々に適切な所見を提供してくれる病院で、熟練した医師の見立てを聞くのが確実です。情報収集は大切ですが、一人で悩んでいると時間ばかりが過ぎていきます。赤ちゃんを授かりたいという気持ちが少しでもあるなら、結婚しているかどうか関わらず、時間がまだあるうちに専門家に相談するのが得策と言えます。


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