排卵しない理由とは?
排卵とは、卵巣の中で卵胞が育ち、一定の大きさになるとパチンと弾けて卵子が飛び出します。これが排卵です。
月経のある人であれば、誰でも必ず排卵をすると思っている方が多いでしょう。
しかし、月経はあるけれども排卵していないという方も中にはいらっしゃいます。
それでは排卵しない理由、排卵していない人の特徴についてご説明致します。
【排卵しない理由】
○高プロラクチン血症・・・脳下垂体が分泌されるホルモンで、このホルモンの分泌が高すぎると、乳汁分泌や無排卵月経などを起こす
○多嚢胞性卵巣症候群・・・卵胞が発育するのに時間が掛かり、なかなか排卵しない状態
○内分泌系の異常・・・ホルモンが異常である、ホルモンが不足である、ホルモンは正常だが内分泌臓器に腫瘍がある
○過度なダイエットや肥満
○ストレス
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【排卵していない人の特徴】
○高温期が異常に長かったり、短かったりする。
○高温期がなく低温期との温度差がなく、基礎体温のグラフが一相になっている。
○月経周期が不安定で不正出血が起こりやすい
○月経の量が少なくダラダラと続く
上記の症状に当てはまるからといって、必ずしも排卵していないということではありません。
排卵をしているか、していないかを知るためには、基礎体温がとても大切になります。
その為、妊娠を望まれている人は基礎体温をつけるようにしましょう。
排卵していないと、妊娠することはあり得ませんので、ご不安な方は一度病院へ受診されるのがよいでしょう。
病院では排卵を促す薬の服用、注射を打つことで、卵胞を育てて排卵を起こしてあげられますので、妊娠へ一歩近づくことができます。