不妊治療に効果があるとされている漢方薬の中で一番ポピュラーとされているのが当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。
この、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が不妊治療のどのような効果があるのか、気になるところだと思います。
当帰芍薬散の効果・効能・飲み方などを紹介していきます。
○当帰芍薬散は不妊の大敵「冷え」を改善する効果が期待できます。
多くの女性が冷えに悩まされていると思います。
この冷えは妊娠の妨げになってしまうので、妊娠を望む場合はすぐに対処しなければなりません。
当帰芍薬散には、血流を良くする効果があるので、貧血や冷え性の改善が期待できます。
その他にもホルモンバランスを整える効果があり、生理周期を安定させる手助けもしてくれます。
○当帰芍薬散の成分・形状・味などを紹介します。
当帰芍薬散には名前のとおり、当帰(トウキ)、芍薬(シャクヤク)などの植物の根から作られています。
当帰はセリ科トウキ属の植物の根を乾燥したもの、芍薬はボタン科シャクヤクの根を乾燥させたものです。
その他にも白朮(びゃくじゅつ)、沢瀉(たくしゃ)、川きゅう(せんきゅう)、茯苓(ぶくりょう)などが配合されています。
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漢方薬は高額なものもありますが、当帰芍薬散は不妊治療でも一般的に使われているものなので病院で相談すれば、
保険で処方してもらうことができます。
保険がきけば経済的な負担も少ないので、無理なく続けることができると思います。
そして、気になるのが飲みやすさだと思います。
いくら不妊に効果があると言っても、飲むのが大変だと継続するのが難しいですよね。
当帰芍薬散は、粉末タイプも錠剤タイプの両方あるので、粉末が苦手な方は錠剤タイプのものを選ぶと良いかもしれません。
気になる味のほうですが、やはり漢方薬ということで多少の苦味はあるようです。
セロリの味や香りがするのが特徴です。
冷え性や貧血はどちらも大敵なので、どちらか心当たりがある方は試してみると良いかもしれません。